広西・南寧で白菜から禁止農薬検出、一部市場に出回る―中国
Y 中国・広西チワン族自治区南寧市の青果卸売市場で28日、残留農薬基準を超えた野菜約10トンが検出された。中国新聞網など多くのメディアが報じた。これは28日晩に同市農業局が市内の五里亭青果卸売市場で定例検査を行って発覚したもので、別の都市で生産された白菜8.5トン、チンゲン菜1.1トンの中から基準値を超える残留農薬が検出された。検出された農薬には、2007年に使用が禁じられた毒性の強いパラチオンメチル0.95ppmも含まれていた。
知らせを受けた同市の関連部門は緊急対策会議を開き、約3.5トン分を差し押さえて廃棄処分としたが、すでに約4.5トンは市外の青果業者によって運ばれ、約1.6トンは市内の市場に出回ってしまっていたという。翌29日には市内で販売されている白菜とチンゲン菜に対して一斉検査が行われた。
経済メディア・毎日経済新聞は同市農業局の職員に対して生産地に関するインタビューを行い「パニック防止のため、市政府は産地の公表を禁止している」と回答されたことや、他の関連部門の職員も異口同音に「生産地は公表できない」とコメントしたことを伝えた。
また、各地方メディアはこの件を報じるとともに、当該地域の市場には出回っていないことを伝えている。(編集担当:柳川俊之)