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【韓国】鋳物業者が車部品の納品中断:単価引き上げ求め
5月19日8時30分配信 NNA
鋳物業者が、18日から自動車部品の納品を中断したことが分かった。原材料価格が上昇していることを受け、納品単価の引き上げを求めてのもの。納品中断 が長期化した場合、生産や輸出にも支障がでることが懸念されている。また、工作機械部品分野でも納品価格引き上げを求める声が出ており、価格交渉が決裂し た場合は、同分野でも納品を中断する可能性がある。韓国鋳物工業共同組合によると、納品を中断した業者は組合の自動車分科に所属する約25社という。これら業者は、現代自動車やGM大宇の1次下請業者な どへの納品を中断した。
今回の納品中断は全面的な中断に至ってはいないものの、全体の鋳物量の約40%を占める車部品のうち、相当量が生産中断に追い込まれる見通しで、韓国の 自動車産業に大きな打撃を与えることは必至の様相だ。
鋳物業者が車部品の納品中断に踏み切った背景には、これまで原材料価格の上昇を受けて納品価格の引き上げを求めてきたが、交渉の進展がみられないことが ある。自動車メーカーおよび1次下請業者は交渉にすら応じなかったり、交渉を行っても原材料価格の上昇分の半分以下水準となる小幅引き上げを主張するな ど、妥結には至っていない。鋳物業者は販売した分だけ損害を被るという悪循環からの脱却を求め、納品中断という強硬措置を取った形だ。
■原材料65%上昇
実際、鉄スクラップの場合、2008年11月の1キログラム当たり340ウォンから先月には同562ウォンに65.3%上昇した。だが、納品価格は08 年の同1,009ウォンから今年2月には1,080ウォンと、7.0%の上昇にとどまっている。原材料価格の値上げの被害が、中小の鋳物メーカーにのみ転 嫁されているのが現状だ。そのため自動車部品関連の鋳物業者は、1キロ当たり120~200ウォンの納品価格引き上げを求めている。
同組合は、20日に対策会議を開催し、今後の対策を議論する計画だ。
■工作機械分野も交渉中
また、工作機械部品を納品する中小の鋳物業者は18日に大企業との価格交渉を行い、妥結に至らなかった場合はきょう19日から納品を中断する計画だ。
さらに、韓国鍛造工業共同組合も、大企業に原材料価格の上昇を納品価格に反映するよう要求。現在、交渉妥結を模索している段階だが、納品単価の引き上げ に至らない場合は、納品中断も辞さないとの構えだ。
これらの事態を受け、中小企業中央会のカン・ナムフン本部長は「原材料の価格変動が、即時に納品価格に反映されるよう、制度的な措置が必要」と話してい る。ソウル経済新聞などが伝えた。