水素と二酸化炭素で航空機用燃料の製造へ 関電や岩谷産業、福井県などが共同実験
2010.11.2 20:56水素と二酸化炭素(CO2)を化学合成して航空機用の石油代替燃料を製造する技術の実用化で、関西電力と岩谷産業、福井県などは2日、同県坂井市の化学プラント製造業「ナカテック」で実験を開始した。製造過程でCO2をほとんど排出しないうえ、原料にCO2を使うことで航空機から排出されるCO2の量と相殺する仕組みも目指す。
同県の次世代エネルギー関連の産業化プロジェクトの一環。触媒を使って原料ガスの水素とCO2を反応させ、合成油をつくりだす。基本技術は1920年代にドイツの研究者が開発しており、応用した。
純粋な水素は高額で燃料開発の足かせとなっていたが、県内にある原子力発電所の余剰電力で水を電気分解して水素をつくれるため、安価で調達を見込めることから実用化を目指すことにした。また、CO2も火力発電所からの回収と再利用を想定している。
再来年まで実験を続け、製造に最適な触媒や管理技術を探るという。
21世紀は間違いなくエネルギーの時代に成るな。
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