2015.7.1 16:52更新
【東海道新幹線放火】
JRと国交相が緊急会議 「利便性確保も重要」

JR旅客5社の幹部を集めて開かれた緊急会議であいさつする太田国交相(右)。左端はJR東海の金子慎副社長=1日午後、国交省
東海道新幹線での放火事件を受け、太田昭宏国土交通相は1日、新幹線を運行するJR東日本、東海、西日本、九州と、来春から運行予定のJR北海道の幹部を国交省に集め、保安体制などについて協議する緊急会議を開いた。
太田氏は冒頭で「車両の安全確保や警備体制の強化、危険物の持ち込みの規制など、火災やテロを視野に入れた対策をしっかりと詰める必要がある」と述べた。一方で、「安全の確保が何よりも大事なことは言うまでもないが、利便性の確保も大事だ」とも指摘した。警察庁の担当者も出席した。
今回の事件は、男が車内に持ち込んだ油のような液体をかぶり、火を付けたとみられている。新幹線では、乗客の手荷物検査はなく、保安対策は警備員の巡回や防犯カメラの設置などが中心になっている。
http://www.sankei.com/affairs/news/150701/afr1507010023-n1.html
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新幹線への可燃物持ち込み見直し、検討を指示
2015年07月01日 21時48分
走行中の東海道新幹線車内で男が焼身自殺し、煙を吸った女性が死亡した事件で、国土交通省は1日、新幹線を運行するJR5社の幹部らを集めて安全対策強化のための緊急会議を開き、一定量以内の可燃物の持ち込みを認めている現行ルールの見直しなどを検討するよう各社に指示した。
太田国交相は会議の冒頭、「安心して新幹線を利用できる環境を確保したい。テロも視野に入れて安全対策を検討する」と述べた。
来春に新幹線が開業予定のJR北海道を含めた5社は、3キロ・グラム以内なら、ガソリンや灯油などの可燃物を車内に持ち込むことを運送約款で認めている。可燃物の持ち込みは鉄道営業法では原則禁止だが、各社は「旅行中使用する少量を除く」とした国交省令の例外規定に沿って約款を定めている。「灯油を日用品として持ち運ぶなどしていた旧国鉄時代の実情に合わせて定めたと考えられる」(JR東海)という。
2015年07月01日 21時48分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150701-OYT1T50123.html
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2015.7.1 00:10更新
【東海道新幹線放火】
危険物も「フリーパス」、露呈した新幹線のセキュリティーの限界 サミット・五輪へ急がれる対策強化
列島の大動脈、新幹線の車内で男が放火し乗客が死傷した事件では、高速走行の密閉車内に潜むリスクが浮き彫りになった。来年5月に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)、5年後には東京五輪・パラリンピックを控える日本。これまでは大量の乗客を輸送する利便性が重視される一方、荷物検査は行われておらず、テロ対策の観点からも新幹線内の安全に大きな課題が突きつけられた。
「大きなイベントのたび新幹線のセキュリティーは課題になった。事件は危機管理に警鐘を鳴らす問題提起といえる」。国際テロリズムに詳しい公共政策調査会の板橋功氏は指摘する。
「世界一安全」と評される新幹線。ガソリンなど可燃性液体の持ち込みは鉄道営業法などに基づき原則禁止されているが、空港のような乗客の荷物検査はなく、持ち込みは事実上「フリーパス」なのが現状だ。
JR東海によると、東海道新幹線の1日当たりの平均乗客数は約42万4千人(平成25年度)。1編成(16両)の定員は1323人。荷物検査がない背景には短い間隔で乗客を大量輸送する特性があるようだ。
国土交通省は「過去に内々で議論したことはあるが、なかなか厳しい。すぐ乗車できる利便性の方が利用者のニーズとして高い」と説明する。厳密な検査は大混雑を招きかねない。ただ、警察幹部は「リスクが現実になった。乗客に配慮する『公共の利益』とテロ対策による『国民の負担』のバランスを真剣に検討し、国ぐるみで対策を急ぐべきだ」と強調する。
新幹線では、過去に乗客が巻き込まれた殺人事件も起きている。平成5年、静岡県内を走行中に覚醒剤常用者の男が乗客を刺殺、警察官に重傷を負わせた。11年には男が車内のゴミ箱に仕掛けた爆発物が大阪府内のごみ焼却場で爆発した。
鉄道では、事業者と国などが連携してテロ対策を進める。警備員らの「姿を見せる」警戒に加え、防犯カメラを設置。ゴミ箱を透明にし、不審者や不審物を発見した際の通報ボタンも設けるなど、利用者の協力も得る警備を目指している。
ただ、今回の事件はセキュリティーの限界を露呈した。板橋氏は「サミットや五輪など大イベントの期間に限定した検査の強化や、無作為に場所を選ぶ検査も抑止力となる」と強調。爆発物のほか、可燃性のある物質などを探知できる警備犬の育成や、テロを想定した乗務員の訓練もより重要になると指摘している。
http://www.sankei.com/affairs/news/150701/afr1507010003-n1.html
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2015.6.30 16:52更新
【東海道新幹線火災】
「お金あげる」…死亡の男は都内の71歳か 通路うろうろ、目の前で液体かける 「あなたも逃げなさい…」

火災で緊急停止した東海道新幹線がJR小田原駅に到着し、消防隊員らに搬送される乗客=30日午後
東海道新幹線下り「のぞみ225号」(東京発新大阪行き)の車両内で30日昼に発生した火災で、神奈川県警は現住建造物等放火の容疑で捜査を始めたことを明らかにした。捜査関係者によると、火災で死亡した男は、所持品などから東京都杉並区の71歳の可能性があり、確認を進めている。
県警によると、乗客のひとりは「男の人が自分のところに来て『お金をあげる』と千円札数枚を差し出して、目の前のテーブルの上に置いた」などと話している。男に「拾ったからあげる」といわれた乗客が「いらない」と答えると、男は通路をうろうろした後、目の前で液体を体にかけたという。この乗客は、男に「あなたも逃げなさい」と言われ、車両の後ろの方へ逃げ、無事だった。
この火災では、油のようなものをかぶった男と、1、2号車の間で倒れていた女性の死亡が確認されている。
http://www.sankei.com/affairs/news/150630/afr1506300039-n1.html
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2015.6.30 20:52更新
【東海道新幹線火災】
乗客の髪は焼け、顔はすすで真っ黒に…「逃げなさい」と男は自身に火を放った

白煙を上げる東海道新幹線「のぞみ225号」の車内の様子=30日(乗客提供)
走行中の東海道新幹線の車内で30日、男が油のようなものをまいて焼身自殺を図るという類をみない事件が起きた。830人もの無関係の乗客が巻き込まれ、煙が充満する車内を逃げ惑った。男はどのように火を付け、車内をパニックに陥れたのか。乗客の証言からは特異な行動が浮かんだ。
異変は、新横浜駅を滑り出した直後にあった。先頭の1号車で通路を何度も行き来する不審な男を乗客らは目撃していた。「最初は席を探しているのかと思った」。和歌山に出張しようとしていた男性会社員(58)は振り返る。
さらに、男は特異な行動に出る。60代の女性は男から千円札数枚をテーブルの上に差し出された。「拾ったのであげる」。男はそう告げたという。女性が受け取りを拒否すると、さらに男は通路をさまよった。
午前11時半。「危ないからどいてください」。男はこう叫ぶと手にした白のポリ容器の油のようなものを肩から胸に流した。「やめなさい」。女性客は止めたが、男は「あなたも逃げなさい」と逆警告した。
男はライターで火をつけ火だるまに。男性会社員の座席に置いていたジャケットも燃えた。「農作業着姿の小柄の男で、今思うと最初から不審な動きをしていた」。16両編成の新幹線には約830人の乗客がおり、パニックに陥った。「おじさんが焼身自殺した」「逃げろ」。1号車にいた乗客は後方の車両に助けを求めて避難し、口々に状況をまくしたてた。
2号車にいた男性(72)は「1号車から逃げてきた男性は髪の毛が焼け、顔がすすで真っ黒になっていた。幼い子供も表情をなくしていた」。50代の男性も「前から乗客が押し寄せてきて『早く行って』と怒号が飛び、長い列が後ろまで延びていた」と話す。
東京都世田谷区の主婦(32)は2号車の一番前の席に座っていた。1歳5カ月の息子を連れ、岐阜に帰省しようとし、弁当を広げていた。煙臭さを感じると車内に黒煙が充満し、後方に避難した。女性は「息が苦しくなり、せき込む息子と一緒に、はうように逃れた」と振り返る。
車内では、火災発生を告げ、車掌を呼ぶアナウンスが流れて、乗客は後方に移動させられた。乗客らは携帯電話などを通じて入手した情報を交換。焦げた臭いが充満し空調が効かず蒸し暑い車両もあったが、子供らにハンカチやタオルを融通しあっていた。出張を終え三重に帰宅途中だった女性会社員(30)は「皆、助け合っていた」と話す。
事件発生から約3時間半余りが経過し、乗客はようやく最寄りの小田原駅に誘導された。「気分の悪い人は名乗り出てください」。駅では消防職員が乗客らに訴えかけた。吉田充徳さん(54)は仕事で新大阪に向かっていた。「今日の予定はキャンセルします」と疲れた表情を見せた。
1歳5カ月の息子と帰省途中に巻き込まれた女性は病院に搬送され、検査を受けた。2人は異常がないことが確認されたが、女性は複雑な表情を浮かべた。
「まったく関係ない人を巻き込まないでほしい」
http://www.sankei.com/affairs/news/150630/afr1506300054-n1.html
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2015.6.30 22:12更新
【東海道新幹線放火】
「電話で怒鳴る」「自室は段ボール箱いっぱい」 自宅周辺で目撃された男の異様な行動

火災が発生し、緊急停止した東海道新幹線「のぞみ225号」。乗客の男性の焼け焦げたバッグ=30日午後、神奈川県小田原市(松本健吾撮影)
走行中の新幹線で自らに火を放った男。周囲を巻き込むつもりだったのか、あるいは何らかの抗議行動だったのか-。捜査線上に浮上した71歳の男の東京都内の自宅周辺では、異様な行動が近隣住民らに目撃されていた。
半年ほど前のことだ。深夜の静まりかえった杉並区の住宅街にガラスの割れる音が響いた。男の自宅は2階建てアパート1階の一室。近所の50代男性は翌朝に目撃した異様な光景を今でも鮮明に覚えている。
「男の部屋の窓ガラスが割れていた。部屋の窓ガラスを割って室内に入ったようだ。室内は段ボール箱がいっぱいに詰まっていて、人が暮らすような感じじゃなかった」。男は1人暮らしとみられ、この男性は「妻が数回、男が電話の相手に怒鳴る声を聞いた」と話した。
車両内に放火すると死者やけが人が出ることは想像がつく。新潟青陵大の碓井真史教授(社会心理学)は「無関係の他人を巻き込んで自死する『拡大自殺』を試みた可能性は否めない」と指摘。常磐大大学院の藤本哲也教授(犯罪学)は男が焼身自殺を選んだことについて「焼身自殺の背景には、特定の個人や社会に対する抗議の表明であることが多い」と話す。
神奈川県警は現住建造物等放火容疑で男の自宅を家宅捜索して関係資料を押収するとともに、知人ら関係者から事情聴取して、新幹線の車内で焼身自殺を図った詳しい動機などを調べる。
http://www.sankei.com/affairs/news/150630/afr1506300064-n1.html
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2015.7.1 22:50更新
【東海道新幹線放火】
年金に不満 生活苦で自殺か 容疑者、犯行は家賃支払日

緊急停止した東海道新幹線「のぞみ225号」から運び出される乗客=30日午後0時34分、神奈川県小田原市
神奈川県小田原市内を走行中の東海道新幹線で起きた放火事件で、焼身自殺した東京都杉並区西荻北の職業不詳、林崎春生容疑者(71)が年金の受給額に不満をもらし、事件当日は6月分の家賃の支払日だったことが1日、近隣住民などへの取材で分かった。県警は家賃が入金されていないことを把握しており、生活苦を悲観して自殺を図った可能性もあるとみて動機の解明を進めている。
近隣住民らによると、林崎容疑者は事件前、2カ月ごとに受け取る年金額について「生活できない」「年金事務所で首でもつろうか」などと漏らしていたという。事件現場の1号車で見つかったリュックサックには、年金相談に関する電話番号が記された手書きのメモがあった。事件前日の6月29日には、ポリタンクを持って自宅近くのガソリンスタンドに行き販売を断られていたという。
林崎容疑者が事件直前に東京駅の改札口を通過していたことも判明。1号車の車内カメラに、容量10リットル程度のポリタンクを取り出し、直後に自分の体に液体をかける姿が写っていた。
県警は1日、殺人と現住建造物等放火の容疑で林崎容疑者の自宅アパートを家宅捜索。ガソリンなどの運搬に使う金属製の携行缶1個などを押収した。
司法解剖の結果、林崎容疑者の死因は焼死で、巻き添えで死亡した横浜市青葉区の整体師、桑原佳子さん(52)に外傷はなく気道熱傷による窒息死と判明した。
http://www.sankei.com/affairs/news/150701/afr1507010054-n1.html
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2015.6.30 20:49更新
【東海道新幹線火災】
「持ち込み検査は非現実的」と運輸局長
中部運輸局の野俣光孝局長は30日の記者会見で、神奈川県小田原市を走行中の東海道新幹線で発生した火災に関連し、新幹線の安全対策について「可燃物の持ち込み検査は現実的ではない」との認識を示した。
野俣局長は「新幹線は停車時間も短く、対応は難しい」と説明。その上で、新幹線を含む国内外の高速鉄道の危機管理に関しては「飛行機のようなセキュリティー対策が難しいというのが世界共通の認識だ」と述べた。
中部運輸局として、現場調査に当たるために担当者2人を派遣したことも明らかにした。
http://www.sankei.com/west/news/150630/wst1506300088-n1.html
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「警備ゼロ」と識者、欧州の鉄道ではX線検査も
2015年07月01日 11時44分
新幹線や電車内に危険物が持ち込まれ、乗客が事件に巻き込まれたケースは過去にも起きている。
1993年8月には、掛川―静岡間を走行中の東海道新幹線「のぞみ」の車内で、乗客の男がサバイバルナイフで男性会社員を刺殺。今年6月には、鶴見―新子安間を走行中のJR京浜東北線の車内で、男が包丁を取り出し、乗客数十人が非常用コックで開けたドアから線路に逃げる騒ぎがあった。
今回の事件について、青森中央学院大の大泉光一教授(危機管理論)は「走行中に密室になった車内で何かあれば、多くの犠牲者を出す可能性があるが、警備はゼロに等しい状況。事件は起こるべくして起きた」と指摘。欧州の高速鉄道では、X線で全乗客の手荷物を検査している例もあるといい、「日本でも乗車口で不審な荷物を持つ乗客がいないかをチェックするなど、対策を講じる必要がある」としている。
2015年07月01日 11時44分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150701-OYT1T50066.html
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駅や新幹線車内での巡回警備徹底、警察庁が指示
2015年07月01日 20時59分
東海道新幹線車内で男が焼身自殺し、乗客が死傷した事件を受け、警察庁は1日、駅や新幹線車内での巡回警備を徹底するよう、全国の警察に指示した。
また、鉄道事業者への自主的な警備強化などの要請も指示した。
2015年07月01日 20時59分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150701-OYT1T50127.html
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新幹線に火災想定の排煙設備・防煙マスクなし
2015年07月01日 19時18分
神奈川県小田原市を走行中の東海道新幹線車内で男が焼身自殺した事件で、亡くなった桑原さんは煙を吸ったことが死因とみられ、密閉性の高い新幹線は火災時の排煙が難しいという課題が浮かんだ。
国土交通省やJR各社によると、新幹線は高速で走っても気圧が変化しないよう、車両の気密性を高くしている。換気装置はあるが、火災を想定した排煙設備はなく、煙が大量だと一気に車外へ排出できない。
国交省は「バッテリーを増強すれば、より強力な換気能力を持たせることは技術的に可能」としているが、その場合は車体が重くなるなどして走行性能が低下するという。航空機には、火災時に客室乗務員が消火作業を行えるよう、防煙マスクや耐火手袋が機内に備えられているが、新幹線に防煙マスクなどはない。
避難誘導にも課題が残った。JR東海のマニュアルでは、火災時には火元の車両から1車両分以上離れた車両に乗客を避難させることになっている。国交省によると今回もマニュアル通りの誘導のはずだったが、桑原さんは逃げ遅れた。同省は、車掌らから当時の状況を聞き取るとしている。
2015年07月01日 19時18分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150701-OYT1T50090.html
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対策と言っても、何が出来るんだろうかねぇ。
( ´-д-)
これまで車内に可燃物を持ち込んで良かったのか。
鉄道営業法では原則禁止しているのに、
『「旅行中使用する少量を除く」とした国交省令の例外規定』
って…何のために法律で禁止してるのよ。
( ´-д-)
新幹線で全乗客の手荷物検査なんて出来るのか?
中央リニアでは中間駅は全部無人駅にしようかなんて言ってるくらいなのに。
( ´-д-)
~ 以上 ~
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(おまけ)
「乗車時に荷物検査なし!?」と中国ネット民・・・新幹線火災の報道に
2015-07-01 10:33
6月30日に東京発新大阪行きの東海道新幹線で走行中の車内で発生した放火事件は、中国でも盛んに報道され、衝撃をもって受け止められた。中国版ツイッターの新浪微博(シンラン・ウェイボー)にも、さまざまなコメントが寄せられた。
同事件を揶揄するコメントも寄せられたが、自殺目的で放火した容疑者と、関係のない一般乗客1人の計2人が死亡したことから、「自分の命に畏敬の念を持たない者は、他人の生きる権利も尊重しないのだ」などと、「命の問題」を考えるコメントが「いいね」を最も多く集めた。
それ以外にも、「自殺と他人の命」に焦点を当てたコメントは、極めて多い。「命の問題」を考えるコメントは多くの場合、日本人に関係する事件であることを特別視はしていない。
また「新幹線には安全検査がない」と指摘するコメントも、多くの「いいね」を集めている。
中国ではかなり早い時期から、長距離列車の乗車時の荷物検査を実施しているからだ。春節(旧正月)時の帰省客が大量の花火・爆竹を持ち込み、車内で爆発・炎上して多数の死傷者を出す事故が発生したことを受けての対策だった。
1980年代末までに、主要駅では空港で用いられるのと同様のX線を利用した荷物透視装置も導入された。
北京市などでは、地下鉄でも乗客に対する手荷物チェックを実施している。2008年の北京五輪開催時に一部路線で実施し、2010年3月にモスクワの地下鉄で連続爆破事件が発生したことを受け、強化・常態化した。監視の警察官などが、大きな荷物の場合には中味を確認し、液体の場合、危険品でないかを調べる。
日本では2001年の米国同時多発テロ事件を受け、一部専門家から「新幹線も攻撃対象になりうる。航空便を利用する時と同様の手荷物検査など安全策を検討すべき」との声が出たが、実施されなかった。(編集担当:如月隼人)(写真は同話題が掲載された新浪微博の頁キャプチャー)
http://m.news.searchina.net/id/1579724
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