西武鉄道、踏切事故を想定した「2016年度 総合復旧訓練」を実施
2016年11月11日(金) 09時30分

大地震発生時、慌ててアクセルを踏み込んで踏切内へ進入したクルマと、通過列車が衝突した…という設定で訓練が行われた。
西武鉄道は10日、「2016年度 総合復旧訓練」を玉川上水車両基地(東京都東大和市)で実施した。「関東地方に大地震が発生するとともに、その最中に踏切事故が起きた」という想定で、同社の全部署に加え、地元の消防や警察も参加して行っている。[写真15枚]
同社の「総合復旧訓練」は秋ごろに毎年実施している。例年、実践的なテーマで実施することを特徴としているが、今年は「関東地方に発生した震度6弱の地震を受けて列車の非常停止を行っていたところ、拝島線・玉川上水駅近くの踏切を通過していた列車とクルマが衝突。この際に車内で乗客も転倒して多数の負傷者が出ている」、「列車の脱線は免れたものの、玉川上水~武蔵砂川間では地震の影響によって軌道部の陥没が約200mに渡って発生し、列車の運行が不能となっている」という、二つの事象が同時に発生する想定で訓練を実施した。
クルマとの衝突事故については、地元消防や警察と連携した対応を実施。事前応募者の中から選ばれた一般の見学者(約70人)も「車内に取り残された乗客」として訓練に参加しており、非常用はしごを使っての車外脱出を実際に体験している。
同社では今夏、大雨の影響によって多摩湖線で線路脇の土砂が崩れ、長期に渡って列車の運行が不能になるというトラブルを経験しているが、早期に避難を完了させたことで乗客の負傷は免れた。また、当初は1か月ほど掛かると予想されていた復旧完了を2週間で成し遂げるなど、こうした訓練の実施によって得た経験を発揮したことで迅速な対応ができるようになったという。
《石田真一》

クルマは列車に押し出されて大破。脱線は免れたが、下部にクルマの一部を巻き込んでしまい、列車も走行継続が困難な状況に。

訓練の設定としては、クルマは原型を留めないほど大破。ドアが手で開けられない状態。

クルマの運転者は意識不明に近く、呼びかけには明確に反応しない。

最寄り駅から非常はしごを背負った駅員が到着。負傷していない乗客の脱出をサポートする。

はしごを安全な場所に設置していく。

普通のはしごなので、降りる際には気を使う。

こちらは列車の床下に格納されている非常用はしご。こちらの方がステップの幅も広く、降りやすかった。

車内には衝突の衝撃で転倒し、重傷を負った乗客を模したダミーが残された。

到着した消防隊員が救出作業を開始する。

衝突したクルマの乗員救助も開始。「大破してドアが開かない」という設定なので、屋根部を除去すると判断。

フロントガラスを除去した後、大型の機械式カッターでピラー部を切断。

屋根を除去しなくてはならい規模の場合、足などが車体に挟まれるケースもあり、実際にはかなりの時間を要することもあるようだ。

列車内の負傷者は多人数で搬出していく。

負傷者に付けられたトリアージタグ
http://response.jp/article/2016/11/11/285223.html
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西武鉄道、総合復旧訓練で踏切事故時の対応を披露[写真蔵]
2016年11月16日(水) 21時30分

震度6の地震が関東地方を襲っている最中に、西武拝島線で踏切事故が起きたという想定で訓練開始。
西武鉄道は踏切事故などを想定した「2016年度 総合復旧訓練」を、今月10日に玉川上水車両基地(東京都東大和市)で実施した。同社の全部署が一丸となって事故時の対応を訓練するものだ。
今回は「関東地方に震度6の大地震が発生していた最中に、拝島線の踏切で列車と軽乗用車が衝突した」との設定で訓練を行った。踏切事故の発生から事故車両の撤去まで、一連の対応までを披露している。

列車と衝突したクルマは踏切設備も破壊。乗務員が発炎筒を焚いて周囲に事故発生を知らせる。

「列車と衝突したクルマは大破、運転者は体を挟まれて車内から自力脱出不可」という被害想定。

運転指令に事故の一報が伝達され、会社として事故発生を把握。ここから鉄道会社としての対応が本格的にスタートする。

事故現場に近い玉川上水駅に事故情報が伝達され、駅職員が現場へ向かう準備を開始。

列車からの非常脱出に使うハシゴは駅に常備されており、職員が背負って運ぶ。

現場に到着後、ただちに乗務員から事故状況の報告を受ける。

列車の側面に向かい、乗客を車外に脱出させるための準備を開始。

非常用ハシゴを組み立てていく。

ハシゴを掛ける位置は事前に決まっており、最初に職員が昇降して安全を確認する。

乗客の車外脱出を開始。最寄り駅までは職員が誘導していく。

車両そのものに装備された非常用ハシゴもあり、それは床下に収納されている。

取り残された人数によってはこちらも使用。カバー部分がステップになっている。

収納されているハシゴを引き出して設置。作業は2人で行う。

こちらの方がステップ幅も広く、昇降しやすい。

負傷していない人たちから優先して降ろしていく。

乗客の脱出と平行して警察の現場検証が開始。

警察による現場検証が終了したため、クルマの撤去が可能となる。

自力歩行が可能な軽傷者は1か所(車両)に集め、救急隊の到着を待つ。

自力歩行できない重傷者はそのまま待機してもらう。

救急隊が到着、まずは重傷者の救出作業から開始。

たんかに乗せて車外に運び出していく。

列車と衝突したクルマの運転者も救助開始。意識が無いという状態。

「大破してドアが開かない」という設定なので、屋根部切断を決定。

フロントガラスを割り、大型カッターでピラー部を切断する。

被害者が破片を浴びたりしないよう毛布を掛けて保護。

切断したピラーにも保護カバーを掛け、救急隊員の二次被害を防ぐ。

脊椎損傷が疑われるため、バックボードで保護した状態で被害者を救急車まで運んでいく。

負傷者救出が終了したため、事故を起こしたクルマの搬出を開始。

「軌陸車」という、線路上を走行可能なトラックを使っての作業。

トラックに装備されたクレーンで車両を持ち上げる。

乗用車クラスまでであれば、そのままトラックの荷台へ。

事故車の荷台への積載完了。平行して遮断機など踏切設備の修復も行われる。

列車の下部に衝突したクルマの破片を巻き込んだという設定なので、それを除去するためのジャッキアップ準備。

左右のジャッキを慎重に操作して電車の車体を上昇させていく

列車の正面には簡易な傾斜計を取り付け、これを注視しながらの作業となる。

ゆっくりとした速度で車体が持ち上がっていく。

障害物が除去可能な高さまで電車の車体を持ち上げる。

障害物の除去完了。今度は逆の手順でゆっくりと降下させていく。

クルマを含めた障害物の撤去完了。引き続き線路点検を実施。運転再開への準備を進めていく。
http://response.jp/article/2016/11/16/285528.html
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事前に一般参加者を募集していましたか。
分かっていれば応募してみたかったなぁ。
( ´・д・)
でも、当日訓練の最中に、
キョロキョロ o(・∀・゜0)(゜・∀・゜)(0゜・∀・)o ワクテカ
しながらカメラで辺りを撮りまくりそう。
・・・追い出されるな。
(;´-д-)
~ 以上 ~
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