韓国高速鉄道KTX、99.8%の定時到着率が嘘の疑い。データ照会すると47%が遅延。15分59秒位内の遅れは定時到着に分類。

KORAIL(韓国鉄道公社)が先日発表した高速鉄道KTXの定時到着率99.8%。KORAILは「フランスは84%、ドイツは75%ほど(2021年)」として「世界最高レベルの定時到着率」と自画自賛している。
しかし一方で「この定時到着率は乗客が感じる『体感定時到着率』とあまりに懸け離れている」との指摘にKORAILの関係者は「国際鉄道連合(UIC)の基準を適用し、終着駅に15分59秒以内に到着した列車は全て定時に到着したと見なしている」と説明した。KORAILの資料を確認すると、遅延しても「定時運行」に分類されたケースは全体の19.3%(5852本)に達していた。
要するに5本に1本は遅れて運行しているわけだが、しかしこの数字も現実と大きな開きがある。記者は週末婚夫婦のため毎週KTXでソウルと釜山を行き来しているが、感覚としてはほぼ半分が定時に到着できていない。 (中略)
不思議なことに遅延時間のほとんどが15分ほどで、20分を超えたのは1年でわずか3回だった。KORAILの関係者は「顧客からの抗議を解決する基準に従い20分以上遅延した場合は賠償する」と説明した。殆どが遅れて運行していても賠償金の支払いを避けるための「20分のマジノ線(最終防衛ライン)」だけは超えないように運行しているようだ。
https://www.chosun.com/opinion/dongseonambuk/2023/04/11/UFTGV55YRZCAHAYWNRH5BRUG5E/
朝鮮日報 (韓国語) 2023年4月11日
定時到着率は国ごとに異なり、韓国の15分59秒は世界で最も寛容な数値となっている。
世界各国の定時運行の基準を比較
日本 59秒以内
米国 短距離4分59秒以内、長距離9分59秒以内
ドイツ 5分59秒以内
イギリス 9分59秒以内
フランス 12分59秒以内
イタリア 14分59秒以内
韓国 15分59秒位内