中国政府は、無人探査機を載せた月の探査衛星を来月上旬に打ち上げることを明らかにし、宇宙開発を加速させる姿勢を強調しました。
中国の国家国防科学技術工業局は26日午前、月探査衛星「嫦娥(じょうが)3号」を気象などの条件がそろえば来月上旬、四川省にある衛星発射センターから打ち上げると発表しました。「嫦娥3号」には公募で選ばれて「玉兎(ぎょくと)」と名付けられた無人探査機が搭載され、月面に着陸させたあと、月の地形や月面にある物質の成分などについて調査、分析を行うとしています。
月面着陸が成功すれば、旧ソビエト、アメリカに続いて世界では3番目で、中国では初めてとなります。
中国は、2020年ごろに独自の宇宙ステーションを建設することを目指しており、ことし6月には有人宇宙船「神舟(しんしゅう)10号」が軌道上の宇宙ステーションの実験機とのドッキングを成功させています。
月の探査は、中国にとって宇宙ステーションの建設に並ぶ重要な計画のひとつで、今後も宇宙開発を加速させる姿勢を強調するとともに、中国の技術力の高さを世界にアピールしたい考えです。
11月26日 14時30分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131126/k10013345491000.html動画あり