黄文雄は、「韓国人のナショナリズムが高揚するにつれて、日本に対する韓国起源説がどんどん強くなってきた。そして、神功皇后は新羅人皇女だ、素戔嗚尊は古朝鮮人で、日本を征服して出雲王朝の祖となった、天照大神は百済人で、近肖古王のふたりの王女のひとりであった、などといったさまざまな荒唐無稽な説が出てきた。そのためのこじつけとして、奈良は韓国語で国の意味だとか、そのナラに天神が降臨したという神話があるとか、珍説奇説やら屁理屈をまくしたてる。また、こういった日韓同祖・同種の話は、韓国人の著書にいやというほど出てくる」「応神天皇は韓国人だった説、允恭天皇も天武天皇も、さらには卑弥呼も韓国人だった説まであります。これは韓国人の民族主義や自尊心を満足させるようです。しかしほとんどの天皇韓国人説は資料の厳密な検証の欠陥と支離滅裂な論証、そして恣意的な資料を引用したもので成り立っています」「韓国は武士道だけでなく、天皇、神道、相撲、剣道、茶道、歌舞伎、俳句、和歌、芸者、忍者、日本建築、神代文字、扇子、折り紙、寿司、刺身、納豆、錦鯉や秋田犬に至るまで、あらゆるものを韓国起源だと主張してきましたが、理論は飛躍していて牽強付会、話になりません。中国との間でも漢字、石碑、印刷技術、針灸の起源をめぐった争いがあり、しまいには孔子や秦の始皇帝まで韓国人だと言い出すので、中国人学者と韓国人学生の間で乱闘騒ぎまで起きたほどです」と韓国起源説を荒唐無稽だと評している。
中国は、このような起源主張について「文化の強奪を通じて、文化の少なさを補おうとしている」「韓国が他国の文化を強奪するのは、文化に対するコンプレックスがあるからだ」と分析し、文化に固執する理由として「経済的・政治的に成長を遂げながらも、世界に対する影響に制約があるのは、自国の文化的影響力が足りないためと思っているからに違いない」と分析している。中国人はこのような主張に対して理解に苦しむという意見が大半だが、「韓国からの強奪にはもう慣れてしまった。孔子だけではなく、仏教の開祖・釈迦ですら韓国人なのだから」といった皮肉も見られる。また、「韓国人はこの地球上において、誰かが何かを成し遂げると、韓国人は決まって『それを成し遂げたのは韓国人だ!』と口を挟む。韓国人のロジックに基づけば、古代中国の四大発明は韓国人が発明したものであり、老子や孔子も韓国人であり、中国で2000年の歴史を誇る端午節も韓国のものなのである。酷いものになると、中国の全てのものは韓国のものだという恥知らずの意見も存在し、本当に笑わせてくれるものだ。これほど恥知らずな国は世界でも他には見当たらず、以前から患っていた自己陶酔病はよりいっそう悪化し、今では総合空想病になってしまったのだろう」という意見もある。