韓国の国是は「輸出立国」
韓国の国家や企業が涙ぐましい努力をする所以である。
国民への教育も「韓国は輸出で生きていくしかない」と国民を鼓舞する。
産業政策では「先進技術を導入する際には、それが将来の輸出に寄与する理由」を政府に提出しないと、輸入許可が下りない。
たとえばKTXはフランスから技術を導入して作ったが、その輸入許可も「KTXの輸出で韓国は高速鉄道産業の輸出国になる」という条件。
潜水艦もドイツから企業が技術を輸入しているがやはり企業には輸出が条件。
ロケットもそう、
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挙句の果てには政府の輸出振興のため「ウォン安」を演出している。輸出指向が高いので自国の通貨を弱くしてでも輸出企業を支援する政策を採るのだ。
韓国の輸出指向を政策にし始めた40年前は対100円でウォンは500ウォン程度。それが600ウォン・700ウォン・・となり、一時は1500ウォンまでにした。その後は900ウォン程度や1200ウォンなどで推移している。
このようなウォン安だから中国製品より価格競争力はついたのである。
そして輸出企業は元気になり、韓国国民は教育を受けた「輸出国韓国」が達成されて等しく喜んでいる。
国民は貧しいことを知らされず中国人や日本人が裕福なのを漠然と感じながらも、それが政府の通貨政策とは気が付かないのだ。
このウォン安による価格競争力、日本で説明すると分かりやすいかな。
日本が円安を演出して1ドル120円を定着させたら、日本の輸出産業はあっという間に栄え、世界第一の輸出国になってしまうだろう。
そして、さらに180円まで持っていったら世界中の大衆商品は日本製品ばかりになることは確実なのだ。
これは決意さえあれば簡単に実現できる。韓国がIMFを逆手にウォン安を演出したようにすればよいのである。
青IDが揶揄している日本の際立って高い政府債務残高が対GNP比。
「日本は危険な兆候である。返済は難しい」と政府首脳が発言すればあっという間に120円を達成するであろう。
そうなると零細企業を含め日本の産業界は生き返り活性するのである。
ただ産業構造の似ている韓国の経済沈滞を招くし、国民はインフレに耐えなければならない。
日本は輸出第一の政策を採っていない。つまり輸出は国是ではないのだ。
採らないどころか、逆に遅れた工業国を支援するのを国是にしているからである。
韓国の首脳が来日するたびに要請している、産業育成のノウハウ提供や技術支援、資金融資に応じているのはその国是から。
韓国の国是が「輸出」であることにに対し、日本は「名誉ある日本となる(憲法前文)」を根拠に国是としている。
日本の零細企業が持続的に生き延びる最低の120円を採ってしまえば、他の輸出指向の強い国の企業を潰してしまう。
そうなると「他国を食い物にする日本」となってしまい「名誉ある日本」ではなくなると歴代政権は考えているようだ。
現在の日本は「名誉ある日本」を捨てて「他国を喰ってでも生き延びる」と決意するかどうかの瀬戸際でしょう。