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茶碗20杯3キロ…富士山!てんこ盛り飯 「おおもりめしの こふじ食堂」
2012.10.24 11:28 (1/3ページ)
大盛りご飯に大喜びの三宅令記者。最初はルンルン気分で…=神戸市中央区の「おおもりめしの こふじ食堂」(甘利慈撮影)
阪神西元町駅(神戸市中央区)から約3分、宇治川商店街の一角にある老舗食堂「おおもりめしの こふじ食堂」。店頭に米袋が詰まれているのが目印だ。
店内は古き良き定食屋といった雰囲気。ガラスケースに入った一品おかず、壁に貼られた手書きのメニューがどこか懐かしく感じる。こぢんまりした店内は23席しかないが、男性を中心に客足が途切れないことから人気店なのは間違いない。
注文したのは、ライス大盛り(280円)とチキンカツ(680円)。“おおもりめし”の名に恥じず、富士山のようなてんこ盛りのご飯と、顔より大きいチキンカツが出てきた。
店主の加藤仁士さんによると「大盛りライスは3キロくらい」。1合約330グラムと計算し、ライス3キロ=約9合、およそ茶碗(ちゃわん)20杯分だ。さすがライス小で他店の大盛りレベルと恐れられるだけある。デミグラスソースが掛かったチキンカツは他店の3人前ぐらい。外はカリっと。肉自体はとろけるように柔らかい。
4合目くらいから食べる速度は落ちた。ライスは固めて盛ってあるので、見た目以上に量がある。道半ばでカツが尽きて困っていると、心配そうに加藤さんは「持ち帰るかい」と提案してくれた。大盛りは本来持ち帰り禁止。「なんて優しい人なんだ」と感動しつつ、お腹(なか)に余裕があるので納豆(170円)を追加し、ネギと生卵と納豆で食べ進める。加藤さんはあきれたような表情だ。
結局、計4回も納豆をお代りして完食。早食いは苦手なので1時間10分ほど掛かってしまった。驚いたのはこれだけ食べても、最後まで「おいしいご飯」と感じたことだ。
聞けば同店は戦後の混乱期に開業。初代店主である加藤さんの祖父が四国の農家出身だったことから、「神戸の人に腹いっぱいおいしいご飯を食べさせてあげたい」と願って大盛りライスをはじめたのだという。2代目店主の加藤さんも祖父の薫陶を受け、コシヒカリ100%にこだわっている。
納得しつつ、店を出た。背中まで白米が詰まっている感覚は、他では体験できないと思いながら。
(三宅令)
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食べることが何より好き。お金を気にせず、いっぱい食べたい。そんな食いしん坊たちのお腹も、心も満たしてくれる「大盛りの店」を、大食い自慢の本紙記者が紹介していきます。
食ったのか、全部・・・